2011年03月23日
萩尾望都『百合もバラも』
萩尾望都最新刊「春の小川」所収、『百合もバラも』読む。
それこそ、「大人の作品」。
わたしにも、ちょっと胸がチクッとする内容。
わたしには、オマジナイができなかった。
昔の萩尾望都さんだったら、こういうお話は重たい感じになってしまっていたような気がする。
ぶっちゃけ、西洋=もしかしたら「ファンタジーの世界」?だからか、想像力の翼はどこまでも力強く羽ばたいていた。
なのに、日本が舞台になっている作品は、なぜかどこかに「重たさ」が出てきていた。
なんというか、「自然主義」みたいな?
まぁそれでも、ここで対比して悪く言うほど嫌いじゃなくて、『小夜の縫う浴衣』とか『とつくにの娘』とか『かたっぽの古ぐつ』とか、いずれもわたしにとっては「名作」!なんだけど。
だんだん、「和もの」にも軽妙さが出てきた。
詳しくは覚えてないけど……(いや2階に上がって作品集を見返せばすぐにわかるだろうけど、今は布団から出られない…)『赤っ毛のいとこ』あたりからかな?
『フラワー・フェスティバル』はまるで掲載誌名そのものみたいなところがあったし。
でも『十年目の茉莉絵』(漢字ど忘れ!)はまた「重たさ」が少し出てた。
……いや、待てよ?
うーん「重たさ」「軽さ」で片づけるのは危険かな?
やーめたっと。
ただ、やや異なる傾向が、もしかしたら21世紀になってからの名作『バルバラ異界』で見事に結合した、というかリンクした、というか。
まぁ、もちろんそれだけじゃないけど、そういう面もある、というか。
で、話を元に戻すと、『百合もバラも』はとっても日常的なお話。
でもね……なんというか。
ああ、また言葉がなくなっちゃった!
良いから。
とにかく、良いから。
二人の決心が、あんなかたちで成り立つなんて。(詳細は読んでみて!)
それこそ、「大人の作品」。
わたしにも、ちょっと胸がチクッとする内容。
わたしには、オマジナイができなかった。
昔の萩尾望都さんだったら、こういうお話は重たい感じになってしまっていたような気がする。
ぶっちゃけ、西洋=もしかしたら「ファンタジーの世界」?だからか、想像力の翼はどこまでも力強く羽ばたいていた。
なのに、日本が舞台になっている作品は、なぜかどこかに「重たさ」が出てきていた。
なんというか、「自然主義」みたいな?
まぁそれでも、ここで対比して悪く言うほど嫌いじゃなくて、『小夜の縫う浴衣』とか『とつくにの娘』とか『かたっぽの古ぐつ』とか、いずれもわたしにとっては「名作」!なんだけど。
だんだん、「和もの」にも軽妙さが出てきた。
詳しくは覚えてないけど……(いや2階に上がって作品集を見返せばすぐにわかるだろうけど、今は布団から出られない…)『赤っ毛のいとこ』あたりからかな?
『フラワー・フェスティバル』はまるで掲載誌名そのものみたいなところがあったし。
でも『十年目の茉莉絵』(漢字ど忘れ!)はまた「重たさ」が少し出てた。
……いや、待てよ?
うーん「重たさ」「軽さ」で片づけるのは危険かな?
やーめたっと。
ただ、やや異なる傾向が、もしかしたら21世紀になってからの名作『バルバラ異界』で見事に結合した、というかリンクした、というか。
まぁ、もちろんそれだけじゃないけど、そういう面もある、というか。
で、話を元に戻すと、『百合もバラも』はとっても日常的なお話。
でもね……なんというか。
ああ、また言葉がなくなっちゃった!
良いから。
とにかく、良いから。
二人の決心が、あんなかたちで成り立つなんて。(詳細は読んでみて!)
Posted by さとばな at 22:59│Comments(0)
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