2010年10月09日
ジョン・レノンのお誕生日に
そういえば今日はジョン・レノンのお誕生日。
そんな光栄な日に、わたしは浜松で「やらまいかミュージックフェスティバル」の第1日目、Woody Bellさんのサポート・ベーシストとして出演した。
わたしが好きな「フォークソング」って、なんだか雑多で、しかもどれもやや薄い、というか……
最近自分が典型的な「広く浅く」のタイプなんだな、と思わされる。
でも、怪我の功名?なのか、そのせいでかえって少しでもあるジャンルに入り込むと、本当に新鮮な学びがまだまだたくさんあることに気づかされる。
今日のWoody Bellの演奏曲目は……
・500 Miles
・Four Strong Winds
・二人のハーモニー(オリジナル)
・Green Sleeves
・The Water Is Wide
・San Francisco Bay Blues
このうち4曲はわたしもよく知っていたけれど、『Four Strong Winds』は実はWoody Bellさんに教えてもらうまでは全く知らなかったのだ。
で、教えてもらって一緒に演奏するようになってしばらくして、わたしは「参考のために」と、Brothers Fourの演奏をYouTubeで見た。
(P.P.M.と並んでわたしは「ブラフォー」が好きだ……と言いながら、じゃあ彼らのどの曲が好きか、と聞かれるとちゃんと答えられなかったりするのだけれど…でも、どこでどれを聴いたのかはすっかり忘れていても、わたしにとってブラフォーは「コーラスの師」なのだ)
……わたしは映し出された映像に、思わず息をのんでしまった。
おそらく1960年代の、それも多分最初の頃、と思われるライブ。
観客の、若くてかわいい男の子や女の子たちが、目をきらきら輝かせながら、ブラフォーの演奏を静かに楽しみながら、口ずさんでいるのだ。
そうして、曲がいったん終わって拍手喝采のあと、(ちょっと編集されてるようだけど)再度リフレインのところが歌われる。
そのとき、それは会場全体の「シングアウト」になっている。
もちろん、楽曲が良かったからとかブラフォーの演奏が素晴らしいから、ということがあるのだけれど……
きっと、その空間には暖かな「連帯」の風がやさしく吹きわたっていたに違いない。
青年の……いやおそらく高校生ぐらいの少年の、ひたむきな瞳と静かな連帯。
なんて素晴らしい……
そんな歌をわたしに教えてくれて、一緒に歌うチャンスを作ってくださったWoody Bellご夫妻には、どんなに感謝してもし足りない。
わたしが、たぶん小学生ぐらいの頃から漠然と想い描いていた、そうして大学生になってからはいくぶん現実的な望みになった、「フォークソングを演奏する」という夢が、こんなかたちで、この年になって実現するとは。
たしか、毎回おんなじようなことを書いてると思う。
けれど、これ、素直に嬉しいし楽しいんだもん(笑)
そんな光栄な日に、わたしは浜松で「やらまいかミュージックフェスティバル」の第1日目、Woody Bellさんのサポート・ベーシストとして出演した。
わたしが好きな「フォークソング」って、なんだか雑多で、しかもどれもやや薄い、というか……
最近自分が典型的な「広く浅く」のタイプなんだな、と思わされる。
でも、怪我の功名?なのか、そのせいでかえって少しでもあるジャンルに入り込むと、本当に新鮮な学びがまだまだたくさんあることに気づかされる。
今日のWoody Bellの演奏曲目は……
・500 Miles
・Four Strong Winds
・二人のハーモニー(オリジナル)
・Green Sleeves
・The Water Is Wide
・San Francisco Bay Blues
このうち4曲はわたしもよく知っていたけれど、『Four Strong Winds』は実はWoody Bellさんに教えてもらうまでは全く知らなかったのだ。
で、教えてもらって一緒に演奏するようになってしばらくして、わたしは「参考のために」と、Brothers Fourの演奏をYouTubeで見た。
(P.P.M.と並んでわたしは「ブラフォー」が好きだ……と言いながら、じゃあ彼らのどの曲が好きか、と聞かれるとちゃんと答えられなかったりするのだけれど…でも、どこでどれを聴いたのかはすっかり忘れていても、わたしにとってブラフォーは「コーラスの師」なのだ)
……わたしは映し出された映像に、思わず息をのんでしまった。
おそらく1960年代の、それも多分最初の頃、と思われるライブ。
観客の、若くてかわいい男の子や女の子たちが、目をきらきら輝かせながら、ブラフォーの演奏を静かに楽しみながら、口ずさんでいるのだ。
そうして、曲がいったん終わって拍手喝采のあと、(ちょっと編集されてるようだけど)再度リフレインのところが歌われる。
そのとき、それは会場全体の「シングアウト」になっている。
もちろん、楽曲が良かったからとかブラフォーの演奏が素晴らしいから、ということがあるのだけれど……
きっと、その空間には暖かな「連帯」の風がやさしく吹きわたっていたに違いない。
青年の……いやおそらく高校生ぐらいの少年の、ひたむきな瞳と静かな連帯。
なんて素晴らしい……
そんな歌をわたしに教えてくれて、一緒に歌うチャンスを作ってくださったWoody Bellご夫妻には、どんなに感謝してもし足りない。
わたしが、たぶん小学生ぐらいの頃から漠然と想い描いていた、そうして大学生になってからはいくぶん現実的な望みになった、「フォークソングを演奏する」という夢が、こんなかたちで、この年になって実現するとは。
たしか、毎回おんなじようなことを書いてると思う。
けれど、これ、素直に嬉しいし楽しいんだもん(笑)
Posted by さとばな at 20:00│Comments(0)
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