てぃーだブログ › 会津里花の一五一会メモ(原案帳#34)

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Posted by TI-DA at

2018年02月03日

3/17 沼津なんくる


一五一会世界大会連続出場者による
一五一会の世界
3月17日(土)
時間18:00 open 19:00 start
チャージ 2000円+飲食別
場内禁煙
2012〜13年にかけて2回にわたって開催された「一五一会世界大会」に両方とも出場した2人の「一五一会弾き」によるコラボライブです!

楠瀬敏夫
土佐の血をひく、京男。
40代半ば、沖縄音楽と初遭遇。
迎里計氏と出会い、2008年に「一五一会」を始める
関西に戻った2012年と、13年には、一五一会世界大会に出場。
現在は、関西で、沖縄奄美のアーティストとライブ活動と、一五一会の講師活動を行う。
他に、Sweet Strings Ukulele Orchestraのメンバーとしても活動中。

会津里花
静岡生まれ静岡育ち静岡市在住の「一五一会伝道師」。
2003年に沖縄出身バンドBEGINと岐阜県の老舗ヤイリギターの共同開発によって誕生した創作楽器「一五一会」の普及と弾き語りに懸命。
何故か「木や花に託した歌」に定評がある。
2013年「第2回一五一会世界大会」団体部門優勝。
2016年CDアルバム「薄暮と薄明の歌〜1.雪柳〜」リリース。  


2017年09月22日

一咲-R Live @ iguzione-イグツィオーネ-



日時: 2017年10月22日(日) 15:00 open 15:30 start
場所: iguziine cafe浜松
〒432-8015 浜松市中区高町200-25
Tel: 053-454-3131
https://www.facebook.com/iguzione.cafe.hamamatsu
会場禁煙
料金: 1000円(高校生以下半額500円) / オーダー別
(8歳以下無料 / オーダー別)
出演: 一咲-R = 会津里花、二ツ橋龍 (&各自のソロ)   

Posted by さとばな at 09:57Comments(0)ライブ告知(個別)

2017年04月05日

なんだかむしょうに、両親に会いたい

昨日の朝、最初は衝動に駆られてしまってつい
なんだかむしょうに、両親に会いたい
とだけ書いて、「会いに行けるのならいいじゃないか」と何人もの人に思われたようだったので、「もうとっくにいないのに会いたい」という気持ちをちゃんと書かなくちゃダメだったんだと気づきました。
言葉が足りないせいで不要な誤解を与えてしまった事、お詫び申し上げます。
(いつもは「言葉が多すぎて何が言いたいかわからない」事が多いので、「肝心な事はきちんと言えない」というほうには自他共に気付きにくいのです)

これもあまり詳しくは言えなくて誤解を招きやすいのかもしれませんが…
私が、今は天国に二人揃っている両親に「むしょうに会いたい」と思ってしまうのは、二人は私が知らない時代を40〜50年も知っているから、今やっと自分が生まれた時の父の年齢も越えて初めて、そういう時代の事を改めて父母それぞれの「自分の言葉」で、声で、もう一度聞きたい、と思ったからです。

昨今は、過去の時代について、その頃を直接見聞きした人々がもうほとんどいなくなってしまったからと言って、身勝手に塗り替えて語る事が横行するようになってきたと強く感じます。
が、それは私とて同じことかもしれないし、時代が移り変わっていく事を思えば無理からぬ事でしか無いのかもしれません。

だからこそ、私が20代半ばの頃に74歳で逝ってしまった父や、私が40歳になる前に80歳を迎えた直後に逝ってしまった母の「生の声・生の言葉」を、なおさら聞きたくなってしまうのです。
もちろん、本当に生きていて(父106歳、母96歳)何か語ってくれたとしても、当人の中でも記憶は様々な方向に捻じ曲げられたり美化や脚色されたりしてしまうものだし、
当事者や当事者を直接知る人が一人も存命しなくなってしまったら、もう誰がどのように言おうと「勝手」なのかもしれません。

が、せめて「大切な事」ぐらいは、世代を超えて引き継いでいきたいのです。

生きたいのです。

-----------
私にとって、母が亡くなって東京の小平霊園に納骨した際に見えたヴィジョンは、両親に対する今の私の気持ちへの大きな支えになっています。
母は15年ぶりに父と再会し、今はもう神様の足下で幼な子のように穏やかに笑う父と二人揃って、もう何も悩みも苦しみも無いことを心から喜び、ただ無心にニコニコしているのです。

私もいつか二人の元へ行ったら、その時にはきっと両親と一緒に、ニコニコしていられるようになるのだろうなあ、その時に両親に楽しく語ってやれる「楽しい思い出」になるよう、今地上で生きている私は精一杯幸せに生きていけるようにしよう!と、これはいつでも思っている事です。

二人が生きている間には、それができた記憶は全く残ってはいません。
かすかに、「音楽がある時だけは家族みんなが笑顔だった」と曖昧に思い出すぐらいです。
それが、私が音楽だけをやって残りの人生を過ごそう、と決意した、最大の理由です。

長文で失礼しました。
もしかしたら余計な事が多すぎて肝心な事は伝わっていないのかもしれません。
が、私はこれでも、もうどこをどう割愛すればもっとわかりやすくできるのか、判断できないのです。
もしもわかっていただけたら、それは私にとってすごく嬉しい事です。  


2017年03月29日

ライブの様子 - マキタさんトコ

月曜日のマキタさんトコのステージ、こんな感じでした!

✨今日のセットリスト✨ =必見!(?)

1st 「卒業」特集
・なごり雪(イルカバージョンに近い)
・卒業写真(ハイファイセットバージョンに近い)
・パーマ屋ゆんた(BEGIN)
・春にゴンドラ(BEGIN)
・青春の歌(ナターシャセブン)初
・贈る言葉(海援隊)初
(約34分)

2nd
・一五一会デモ…「乾杯」(キー四)
・いつも何度でも(木村弓)
・雨の物語(イルカ)
・北街道の唄(森下よしひさ/サビ歌唱指導付)
・(長めのMC〜ノーエ節、ちゃっきり節ちょっとずつ)
・帰郷(森下よしひさ)初
・神田川(かぐや姫)初
・春夏秋冬
(約40分)

3rd
・川風/フォークバージョン(会津里花)
・竹田の子守唄(元歌付・赤い鳥バージョンに近いけどソロ)
・いかつりの唄
・風来坊(ふきのとう)
・涙そうそう(BEGIN)〜
・恋しくて(BEGIN)
・The Rose (きたがわてつ/日本語詞)
・上を向いて歩こう(坂本九)
(約43分)

合計22曲・117分!
3ステージ目の最初の方までは喉も保った!
途中から低い声が出なくなってきちゃったけどなんとか歌いきれた

途中からお見えになったたお客様向けにちょっとサービス…とかしてたら、なんかすごい盛りだくさんになっちゃってるなー⁈
でも8曲やっても43分って、実はかなり圧縮できるようになってきたね
MCも楽しくて中身の濃い内容だったし(笑)

本日も、ありがとうございました!
来月は4月24日です!  

2017年03月27日

本日は「第4月曜日」=「会津里花の日」!マキタさんとミッちゃんトコ

はーい、本日は「マキタさんとミッちゃんトコ」、「第4月曜日は会津里花の日!」ですよー。
本日は「卒業の歌」特集!

  

2017年03月23日

ネタとしてはちょっと時代遅れ過ぎかも

(こんな時間にアレですが…いやこんな時間だからこんな事書くのかな?目が覚めちゃって)
他の人の投稿へのコメントですが、転載。
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〽︎Midnight Blue Train 連れ去って
何処へでも行く 思いのまま
走り続ける事だけが 生きる事だと
迷わずに答えて♪
(浜田省吾)
今見返すと「若気の至り」過ぎるしご本人ももうほとんど歌ってない?らしいですが、むかーし参加したバンドのレパートリーだったので、つい反射的に思い出してしまうんです。
----------
同じバンドで活動していた、私の音楽活動のあり方にも少なからぬ影響を与えた、でも37歳の若さで亡くなってしまった、ある友人との「思い出の曲」でもあります。  

2017年03月22日

春のお約束2017=4/16(日)です!




春のお約束2017~一期一会に感謝を込めて~
音楽活動復帰14年目、「春のお約束」12年目、一五一会伝道生活11年目…そんな会津里花がふと振り向けば、なんと多くの人々に支えられてここまで来たことか!
そんな皆さんとの「一期一会」を感謝と共に思い出しつつ、創作民族楽器「一五一会」で紡ぎ出すささやかな音楽のひとときを、やまぼうしの美味しいカレーセットと共に楽しみましょう

日程:2017年4月16日(日)
場所:喫茶・ギャラリーやまぼうし
時間:12:00~ ランチタイム 13:00~ ライブタイム
料金:2500円/カレーランチセット(要予約、会場禁煙)
出演:会津里花、サポートゲスト=大関敏夫(Pf)、OA=一五一咲(いちごひとさき)

★ミニ歌声喫茶あり!
★サポートゲスト=大関敏夫さん…今回は「マイナーキーの大正歌曲をジャズ~ロック風味で」ということで友情出演してくれます!

ご予約は、お店か会津里花(09012961510 or rikaaizu@gmail.com)まで  

Posted by さとばな at 17:01Comments(0)春のお約束

2017年03月22日

John Pearseというブランドの弦

最近はすっかりFacebookばかりになってしまっていますが…
https://www.facebook.com/jackies151e/posts/1374849562537874

John Pearseというブランドの弦が、かなり一五一会に合っているようです。



  

2016年09月03日

私のライブでは極力「場内禁煙」をお願いしているのですが

愛煙家通信
http://aienka.jp/about/
というページをFBでリンク紹介してくれた人がいました。

私にとっても無縁のことではないので、敢えて言及します。

私自身はどうやら体質的に「煙草アレルギー」らしく、煙草の煙が漂う中で歌うと咳き込んでしまって時には止まらなくなり、それ以上歌えなくなってしまうほどになってきたのですが、それはここ10年ほどのこと。
(※なので私が出演する場面では極力「場内禁煙」をお願いしています)

が、私自身、実は1990年代初めまでは喫煙者でした。その頃はまだアレルギー体質じゃなかったのか症状に気づかなかった(肌は今よりガサガサでした。あと1980年代半ばくらいから声が嗄れやすくなりましたが)のか、平気で喫煙していました。1日20本ぐらい。
90年代初め頃、理由があって「禁煙」したけど、本当にやめたのは今世紀になってから。

問題は、禁煙に成功した00年代に自分がまるで「嫌煙家」のようになってしまったことです。
それこそ「煙草の存在即ち悪」みたいな

ただ、元カレが喫煙者で「嫌煙」に対して「叩きやすいところを叩くんだな(=それじゃ差別と同じこと)」と言って批判していたので、全否定はいけないな、と気づくようになりました。

今は、喫煙文化そのものは私も尊重したいと思うし、まさか喫煙者を社会から一掃してしまえ!みたいなことは自分が思わないだけではなく、そういう極端な意見に対して眉をひそめてしまいます。
アレルギーじゃなければ、(紙巻は全体的に煙たい方が勝っちゃうけど)パイプ煙草の匂いとか好きですもん
(煙が出ていない状態なら煙草の匂いを嗅ぐことはできます。だから私は煙草の葉そのものに対するアレルギーじゃありません。やっぱり「煙」に弱いのかな?)

強いて私から言えることは、私のような「煙草アレルギー体質」の人は煙草の煙に対して極端に敏感で実際に症状も出てしまうので、大変申し訳ないけれど私も出入りする必要がある場所、とりわけ密閉した空間の中では喫煙を控えていただければ、ということだけです。

優れたマナーに裏打ちされた素敵な喫煙文化が、今後より一層深く高いものへと育っていきますよう、心からお祈り申し上げます。  

2016年08月31日

「白暮のクロニクル」…今回は漫画の話


ゆうきまさみ先生のこの作品タイトルが、実は私の「薄暮と薄明の歌」の「ネタ元」です。
って、「バラさない方がいいんじゃないか」と言われるかもしれませんが、確信犯です(笑)

せっかくだから漫画の紹介を。
(※私は別にゆうきまさみ先生とは知り合いとか関係者じゃありません。ただのファンです)


私は説明がすごく下手なので、wiki貼っておきます。
白暮のクロニクル - Wikipedia
「私が気に入ってる理由」(あくまで漫画については素人のファンです)
ゆうきまさみ先生の存在は「究極超人あ〜る」の頃から知っていたけれど、どうもその他にも断続的に連載したり中断したりしている作品があるらしい?と…
で、たまたま私は「ウルトラマンの女性版」、それもウルトラの母とかユリアンとかじゃなくてまごうことなき「主役」として…というのにも興味があって、それが「鉄腕バーディー」で。

休載してだいぶ経ってから「1巻」は古本屋さんで見つけて手に入れたけれど、何故か「2巻」がどうしても見つからない。
やっと「2巻」と表示されたのを買ったら、なんだか絵柄が違う…実はOVAが分けて出ていたのでした
そういえば「パトレイバー」がその間に大ヒットしてたし、少年サンデーで私の好きなタイプの作品を描き続けているなあ、と思ってたら、徐々にそれらの「人気作」に押されて「描くヒマ」がなくなり、ご自分はライフワークのように思っていらっしゃるのだけれどなかなか続きが書けず…という状態だった、と知った。

ところがところが!これもだいぶ後になってから気づいたのだけれど、スピリッツで再び「鉄腕バーディー」の連載始まった、というじゃないの⁉︎ワオ!
必死で連載読みました。その間だけは久しぶりにスピリッツ買い続けました(1990年代後半には毎号どっかで立ち読みしてた…ってコラコラ買えよ!いやだから今世紀になってからは買ってたってば)。
コミックも全巻揃えました。

で、読んでるうちに、私にとってこの人の絵柄はそもそも好きなタイプなんだな、とわかってきた。
あと、筋運びのセンスも。
何よりも、なんていうんだろう、この人の「モラル」というか、うーん違うかな?価値観のどこかが、私にとって「安心できる」ものだったのですよ。
というわけで、ゆうきまさみさん、気に入った
…で、「鉄腕バーディー」が20巻+掲載誌を変えて「EVOLUTION」とタイトル付け加えて13巻、完結まで読みきって、ああ、なんか私の人生って!(←作品がある程度以上気に入ると自分の人生と重ねる癖が)となって。

…完結後、さすがに「バーディーロス」みたいな現象が起きて、そんな中「自作は?」の声に応えるように始まった(と私には思えた)のがこの「白暮のクロニクル」だったのです。
設定はまるで「萩尾望都みたい」。私が気に入らない訳がありません。
「吸血鬼?…ってバンパネラ?じゃなくて『オキナガ』って呼ぶのか。長命種?」
そうです設定の主要部分はまるで萩尾望都の不朽の名作「ポーの一族」をそっくりそのまま引き継いだみたいじゃないですか⁈
しかも、「鉄腕バーディー」からの「大きなお姉さん」要素もバッチリ盛り込まれてて。
まるで私の為に描かれている作品?…いやいやそういうマーケティングの結果なんだってば(笑)
まあ、でも私がすっかりお気に入りにしてしまうのも、全く当然なわけです。

…さて、「これだからマニアックなファンは」と言われそうなことを長々書いてきたけれど、実はタイトルに込められた設定〜内容の割と深い部分にも、私が自分の楽曲やアルバムのタイトルにまでしてしまうだけのものがあって。
主人公(の片方)も含め、「オキナガ」と呼ばれている種族(もちろん架空ですが)は、ある面で「お前らずるい」と言われかねないような属性を持っている。
端的に言えば、「不老不死」。
ただ、もし現実にそういう人々が現代日本社会に存在したら?…というのを、「ゆうきまさみ節」と言える切り口で描写しているわけだけれど、
(しかも「本格的推理物」な要素も本筋として盛り込まれているし)
まあ、実際には決して「マジョリティ」にはなれない訳です。
(超能力者とか一般人より何か有利な異能を持つキャラが支配者として描かれることもあるけれど、それってもう古くない?)

作中描かれる「オキナガ」は、吸血鬼さながら「昼間の陽の光の下に出たら焼け死んでしまう」という弱点を持ち、その為に殆ど真っ当な職にもつけず、…まあ言ってみれば現代社会では障害者や生活保護受給者等と殆ど変わらない扱いを受けています。
(ひと昔前の「らい病(ハンセン氏病)患者」の扱いを彷彿とさせられる描写も…)

で、主人公のもう一人、「大きいお姉さん」はなんと「厚労省職員」だったりする、という。
架空の「オキナガ」が実在することになっているので、厚労省にも当然オキナガ向けの政策を実施する部署があるわけ。それが「やえいかん」=「夜間衛生管理課」。

…あ、しまったまたどんどん話が細くなる
こうなっちゃうから私はいつも一番肝心なことが言えない。

興味がある人は読んでみてください。
気に入ってほしいけれど、そんなのは人それぞれですよね。

「白暮」。なんで「白い」のに「暮れ」てるの?
「オキナガ」にとっては昼間こそ休んでいなければならない時間帯なわけで。

夜行性で昼間活動できない人間、という立場からこの社会を見たら、どんな風に見えるのかな?

私は、そういう「いつもの自分の立ち位置じゃない視点からの風景」に、ものすごく興味を持ってしまうのです。
ほとんど「あこがれ」と言ってもいいくらい。

長くなりました。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
書く方もそこそこ大変だったような気がするけれど、推敲する根性はもう残っていないので、要らなそうな箇所もそのまま残します。

人は薄暗がりに包まれて光を求め、
薄明かりに囲まれて夜の闇を探すもの。
そういう「中途半端な存在」であることを、今一度思い出したいです。
決して「闇=否定すべきもの、→光=肯定すべきものへ向かって前進しよう!」等と、単純に捉えて生きていくことは、私にはできません。
が、確かに「光」と「闇」という対立する価値があるのは、間違いない。
両者の間で「本当はどっちなんだろう〜?」と迷い悩んでまごまごしているのが、人間の姿だろうと思います。

私は、その姿が、大好きです。
自分自身も含めて。  

2016年08月30日

薄暮と薄明の歌〜1.雪柳〜


Amazonでも買えるのに、このブログで紹介するのを忘れていたっ!
薄暮と薄明の歌〜1.雪柳〜
現状では1枚売れただけで「品切れ再入荷の見込が立っていない」とか表示されてしまいますが、それはAmazonのシステムの問題(というか「マーケティングに基づいてアイテム毎の販売状況を適切に管理する」ということで、残念ながらこのアルバムは未だにマスメディアにも取り上げられていないので仕方ないのかもしれません)なので、翌週になればまた入荷して販売できるようになります(1枚ずつ(笑)。
そろそろレビューも書いていきましょうかね。  

2016年08月02日

一五一会に関する私のホンネ

ある方から「三線をちょっとだけやっているんだけど一五一会はできるようになりますか?カナイを手に入れようと思うのですが」というメッセージをいただいて、それになんだか長々と返事してしまったら、しまったこれ私のホンネじゃんびっくり!いきなりぶつけちゃったよと思ったけれど後の祭りで…

差し障りのある部分を推敲した上で転載します。

---------
メッセージありがとうございます!

三線弾けるのでしたら、奏生(カナイ)である程度同じように弾けます。

周りに誰か、一五一会が弾ける方はいらっしゃいませんか?
「独学」と言っても、ほとんどの場合周りに誰か「お手本」がいたり、メディアなどでもいろんな種類のものがあふれたりしていて、だからどうにかなっているということが多いものです。

本当は「世界一簡単だから誰でも(独学でも)すぐに弾けるようになる!」と私も言いたいのですが、「チューニング(三線のチンダミと同じ意味ですね)を合わせて1本指で4本いっぺんに押さえて弾く」のだと、半年ぐらいで飽きてしまうんじゃないかな〜?(→*追記も読んでください)

最初に申しましたように、三線と同じ弾き方をしているうちに、なんとなく弾けるようになるかも?でも「4本目」はどう弾けばいい?といったところでしょうか…

比嘉栄昇さんの「えいしょうか」はお持ちですか?
CDとそれに合わせて楽譜集も出ています。
でも、ちょっと難しいかも。1曲めの「てぃんさぐぬ花」が弾けるようになると、ちょっと面白くなるかも。

すみません、「一五一会伝道師」と名乗りながら、逆にハードルの高そうなことを言ってしまって。
「世界一簡単」という言葉を安易に使いたくなくて…
楽器って、何か一つ物凄く簡単になると、他の何かが物凄く難しくなってしまうものなんですよね。
打ち込みで音楽作るのが流行っていますが、どんな音でも出せる代わりに打ち込みの技術は際限無く難しくなっていきますし、あれって結局「スピーカーから出る音」しか出せないんですよね実は。楽器が生で鳴っている音は絶対に出せません。
どんな楽器でも同じです。(→**)
三線の勘所やチンダミを習得するのと同じくらいの手間をかけるつもりがあれば、一五一会も気持ちよく弾けるようになるんじゃないかな、というのが、私の正直な気持ちです。  続きを読む

2016年07月07日

つれづれ…ん?7月のスケジュール!

(写真も無く内容もつまらなくてすみません)
先週から「鬱?」と勘違いしていた「実は風邪」、勘違いで対応を間違えた為に悪化してしまったようです
今週の前半はとうとう声が出ませんでした囧rz
お医者さんに行き薬をもらって養生し、
「鬱と勘違いする」原因になっていた「溜まった仕事」を壊れかけのPC(すぐにフリーズする…数十秒〜数分で動き出す)とiPad Airをだましだまし使ってようやく片付け…
本日から3連チャンです!
7/7(木)=本日:わらんちゃーライブ!
赤花も出るよ!
7/8(金):グライフ北安東「一五一会で歌おう昭和歌謡」(朝日テレビカルチャーの新しいお仕事です)
7/9(土):一五一会・三島坂公民館クラス→大宮・洋風酒処Score
(翌朝はcenovaクラス!)
仕事柄、週末を中心に忙しくなるのが通常です。
なんとか乗り切ろうと思います。

ちなみに一五一会レッスン日程は
7/9(土) 三島坂公民館クラス「網代分校」@横恋慕!
7/10(日) 静岡cenovaクラス
7/11(月) 浜松ACT Day=個人レッスン4名様
7/12(火) 中京Day=浜松うたごえクラス、一五一会Sクラス、名古屋クラス
で、7/13(水)が夜打合せまでお休みです。
7/14(木) 静岡cenova2クラス+個人レッスン1名様

7/15(金)AMマンドリンレッスン(受講の方)、夜はやまぼうし歌声喫茶(伴奏)
7/16(土) 磐田フォーク音楽祭
7/17(日) リハーサルぼちぼち
7/18(月・祝) リハーサルぼちぼち
7/19(火) 静大浜松キャンパス(ジェンダーのトーク&ライブ)
7/20(水) 一五夜月(まんげつ)クラス
7/21(木) 静岡県大(ジェンダー・トーク&ライブ)
7/22(金) 翌日の仕込以外はお休み?\(^o^)/
7/23(土) 夕暮れエイサー三線@藤枝・琉球堂写真店

7/24(日) 静岡cenovaクラス
7/25(月) 草薙Coco Palms「一五ジャズ」with 大関 敏夫さん
7/26(火) 中京Day=浜松2クラス、名古屋クラス
7/27(水)31日の仕込以外はお休み?\(^o^)/
7/28(木) 静岡cenova2クラス
7/29(金)31日の仕込以外はお休み?\(^o^)/
7/30(土) 発表会前日リハーサル
7/31(日) 会津里花・一五一会講座開講10周年記念発表会  

2016年07月01日

「ジャパニーズ・ダルシマー」?

前は「民族風な弾き方」とか言ってたけど、これからは「ダルシマー弾き」と呼びます(笑)
ある意味、一五一会ってMountain (Appalachian) Dulcimerの日本版=Japanese Dulcimer(ジャパニーズ・ダルシマー)なんじゃないか、という気もするし。
クロマチックも弾けちゃうから、違うかな?
Amazing Grace (「ほんださん」を使って)
おおスザンナ(フォスター)(音来の「しろちゃん」で)   続きを読む

2016年07月01日

ギターとヴァイオリンの違い〜一五一会の立ち位置

twitterで、こんなことを書く機会が。

(以下一部修正の上転載)
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ギターとヴァイオリンの違い…(ギター:ヴァイオリンで表記)
1. 撥弦楽器:擦弦楽器
2. 6本弦:4本弦
3. チューニング=4度(一部3度):5度
4. 4〜最高6本同時に鳴らしてコード弾きが基本:単音でメロディ弾きが基本(重音は高度なテク)

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一五一会は2.と3.がややヴァイオリン寄りでその結果4.がギターほど強力じゃない、といったところでしょうか。

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(転載終り)

…と書いて、ここ10年ずっと思っていることを、そういえばこういうところに書き残してなかったなあ、と思い出した。
「5度調弦」を含む楽器って、どう考えてもコードよりメロディ弾く方に向いている。
まあ、ギターと比べればネック方向のポジション移動が大きくて、所謂「速弾き」にもそんなに向いていないかもしれない。

一五一会の音色は、あまり前に出る音じゃない。
どちらかといえば「優しく響く」感じ。
サステインが長い。

バンドの中では、まあ埋もれてしまうことが多い。
1本指なら間違いなくそうなる。

メロディ弾きを追求するなら、もしかしたら、ギターよりももっと三線に近い音色を追求しても良いのかもしれない。
でもまあ、そうすると三線と合わせた時にぶつかり合って音が喧嘩しちゃうかもしれないけど。

実は、調弦が一五一会と同じで音色が立っていてサステインがそんなに長くない楽器、といえば中国の「阮咸(ruan xien)」がまさにそうなんだけど…その後を追うだけじゃ、なんか悔しいな。
日本の三味線にあるような「サワリ」を取り入れてもいいのかも。

…そんなこと「も」思う、今日この頃でした。  続きを読む

2016年06月27日

本日、マキタさんとミッちゃんトコです!

本日、いつもの「第4月曜日」、新静岡セノバ前「ロック喫茶・マキタさんとミッちゃんトコ」は「会津里花の日」でーす!

去った土曜日、6/25には沖縄・嘉手納でBEGINさん主催の「うたの日」が開催されました。
なので今日は私も、BEGINさんの楽曲をいっぱい歌いますよ〜。

  

Posted by さとばな at 15:03Comments(0)ライブBEGINライブ告知(個別)

2016年06月24日

一五一会のチューニングに音叉は使えるか

今さらですが、一五一会のチューニングはなかなか特殊です。
ぶっちゃけ、今では「一番馴染みのある」という言い方ができないけれど、最も一般的な「A=440Hz」の音叉は、使えません。
私はずっとそれでギターやベースのチューニングをやっていたので、最初の頃は電子チューナーがなんだか「補聴器」みたいに思えて煩わしかったけれど、振り返ってみると、実は音叉しか使ってなかった頃にはまだ音感が曖昧で、「5度」も厳密には合わせられてなかったんじゃないか?と思います。
三線や三味線その他純邦楽に使う「調子笛」は、実はクロマチック(半音階)で合わせられるので、一五一会にも使えます。
ですが、実は調子笛を使う時にも、少なくとも「同度」ぐらいは正確に聴き取れなければ何もできないし、できれば5度や4度も合ってるかどうか聞こえなければなりません。
そこも、三線三味線と同じです。

改めて、一五一会は「調弦に於いては和楽器」なんだなあ、と思います。

ある意味、一五一会は
・素材と構造はギター
・調弦は邦楽器
という要素をチャンプルーした、と言えないことはありません。

この間、御徒町の沖縄系居酒屋「ダイニング和海」(BEGINの上地等さんがお兄さんと一緒に経営しているお店です)で開催された「一五一会ナイト」(山田直毅さん主催)で、直毅さんがプロの浪曲師、澤雪絵さん(昨年の沖縄「うたの日」にも出演)とコラボして「浪曲+一五一会」という編成で演奏したけれど、私もその方向にもっと発展したらいいのに、とつくづく思います。

話を一応元に戻すと、実は5音音階分とか12音(=クロマチック)とかの音叉もあります。
音階の数だけ、長さの違う(=音程の違う)音叉が入ってます。
KOSTH(コス)というメーカーで売っています。
言ってみれば、「調子笛の音叉バージョン」ということになります。お値段はだいぶ違うけど…
私はそのうちの「5音音階版」を持っていて、時々2本同時に鳴らして遊びます(笑)…というかそういう使い方しかできないのですよね  

Posted by さとばな at 12:52Comments(0)一五一会の「立ち位置」

2016年06月18日

6月中旬以降のライブその他予定

6月中旬以降のライブ、講演その他…
6/18(土) 名古屋栄中日ビル・カルチャーコンサート
〃 錦・R&B Melrose ライブ
6/19(日) 浜北プレ葉ウォーク(一五一咲)
6/25(土) (結婚披露宴アトラクション)
6/27(月) 静岡・マキタさんとミッちゃんトコ

7/2(土) GIDしずおかフォーラム(常葉大学水落校舎にて)
7/7(木) 静岡・わらんちゃーライブ
7/9(土) 大宮…場所、どこだっけ?再確認!
7/15(金) 静岡・やまぼうし歌声喫茶
7/16(土) 岩田フォーク音楽祭
7/19(火) 静大情報学部(浜松キャンパス、授業としてトーク&ライブ)
7/21(木) 静岡県大短期(授業としてトーク&ライブ)
7/23(土) 藤枝・夕暮れエイサー三線(司会&ライブ)w
7/31(日) 静岡・講師10周年記念発表会(アイセル21小音楽室)

す、すごいな


  

Posted by さとばな at 09:23Comments(2)ライブライブ告知(総合)

2016年05月20日

マンドリン

実は今、マンドリン・アンサンブルに参加しています。
やってる楽器は「マンドセロ」(マンドチェロ、マンドロンチェロとも)。
朝日テレビカルチャーの教室。

今日も、その講座の日でした。

なんと、いつの間にか「32分音符」でトレモロができるようになっていた。
これは、なかなかうれしかったです。

それだけ。  

2016年05月20日

一五一会・音来・奏生・弾き語り曲集

今まで品切していた「一五一会・音来・奏生・弾き語り曲集」がリニューアルして発売になりました!
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プロフィール
さとばな
さとばな
一五一会伝道者(ケイティクラブ公認インストラクター)、トランスジェンダー(ポストオペMtFバイ)。静岡出身。静岡大学合唱団いぶき卒、中央合唱団研究生を経験。萩尾望都他漫画好き。
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