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2010年12月17日

「洋楽に向いてる和楽器」?

ふと、そんなことを考えてしまったのですよ。

ギターの構造だけど調弦その他楽器としての「考え方」は「和楽器」。

でも、メロディーよりはコードを弾く方が簡単で、そのあたりのせいで邦楽よりはむしろ洋楽、というかポピュラー音楽に向いているような気がする。

ま、フレットという「平均律バンザイ」的なものが付いているから、自然とそうなってしまうのだけれど。

ある意味、ちょうど現代の日本人の感覚に近いのではないか。
今の日本人、いわゆる純邦楽にはかなり馴染みがなくて、洋楽の理論というかやり方に乗っ取った音楽、つまり拍子が決まっていてキーがあってコードとしてまとまった和音の上に平均律のメロディーが乗っている、というタイプの音楽の方が「ふつう」に思えてしまう人が圧倒的に多いだろう。
三線弾いても「尺」の音を「ナチュラルかシャープか」で捉えてしまっている人が多いのでは?(残念ながらわたしもそう)
それを、「それじゃイカン!」となじるのではなく、「ならばこんな楽器でいいサー」と提示したのが「一五一会」、そんな気もする。
簡単なコードを爪弾きながら口ずさむ、そんなスタイルが今の日本人にとって最もありふれた「弾き語り」の姿だろう。

っていうか、メロディーだけ弾いてても飽きちゃうのでは?
……いーや、そんなことはないぞ。と、自戒しなくては。
ま、人それぞれなのだよ。決めつけちゃいけない。


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プロフィール
さとばな
さとばな
一五一会伝道者(ケイティクラブ公認インストラクター)、トランスジェンダー(ポストオペMtFバイ)。静岡出身。静岡大学合唱団いぶき卒、中央合唱団研究生を経験。萩尾望都他漫画好き。
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