私のライブでは極力「場内禁煙」をお願いしているのですが

さとばな

2016年09月03日 12:04

愛煙家通信
http://aienka.jp/about/
というページをFBでリンク紹介してくれた人がいました。

私にとっても無縁のことではないので、敢えて言及します。

私自身はどうやら体質的に「煙草アレルギー」らしく、煙草の煙が漂う中で歌うと咳き込んでしまって時には止まらなくなり、それ以上歌えなくなってしまうほどになってきたのですが、それはここ10年ほどのこと。
(※なので私が出演する場面では極力「場内禁煙」をお願いしています)

が、私自身、実は1990年代初めまでは喫煙者でした。その頃はまだアレルギー体質じゃなかったのか症状に気づかなかった(肌は今よりガサガサでした。あと1980年代半ばくらいから声が嗄れやすくなりましたが)のか、平気で喫煙していました。1日20本ぐらい。
90年代初め頃、理由があって「禁煙」したけど、本当にやめたのは今世紀になってから。

問題は、禁煙に成功した00年代に自分がまるで「嫌煙家」のようになってしまったことです。
それこそ「煙草の存在即ち悪」みたいな

ただ、元カレが喫煙者で「嫌煙」に対して「叩きやすいところを叩くんだな(=それじゃ差別と同じこと)」と言って批判していたので、全否定はいけないな、と気づくようになりました。

今は、喫煙文化そのものは私も尊重したいと思うし、まさか喫煙者を社会から一掃してしまえ!みたいなことは自分が思わないだけではなく、そういう極端な意見に対して眉をひそめてしまいます。
アレルギーじゃなければ、(紙巻は全体的に煙たい方が勝っちゃうけど)パイプ煙草の匂いとか好きですもん
(煙が出ていない状態なら煙草の匂いを嗅ぐことはできます。だから私は煙草の葉そのものに対するアレルギーじゃありません。やっぱり「煙」に弱いのかな?)

強いて私から言えることは、私のような「煙草アレルギー体質」の人は煙草の煙に対して極端に敏感で実際に症状も出てしまうので、大変申し訳ないけれど私も出入りする必要がある場所、とりわけ密閉した空間の中では喫煙を控えていただければ、ということだけです。

優れたマナーに裏打ちされた素敵な喫煙文化が、今後より一層深く高いものへと育っていきますよう、心からお祈り申し上げます。

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